真夜中の、風
『私の態度が失礼だと思うなら。
なぜ失礼なことをされるのだろうと、
まず自分の行いを振り返ってくれよ、と思う。
よく思い出せ。 事の発端を。
それもせず、ただ悪意を振りまくなら、そうすればいい。
けど、それは全部自分に跳ね返ってくることを覚悟せよ。
本当の事じゃない部分で怒りを発したところで、
本当の事には、かなわない。 そういうもんだ。
いつだって、“本当の事”が一番強いんだ!』
ゆうべ眠りに落ちる前、ひさしぶりに
おでこのあたりに涼しい風が吹きました。
ふっと、少しだけ。
春の兆しです。 心のなかの。
そこで、冒頭のような言葉が浮かびました。
私の心は静かで。穏やかで。暖かく。 覚悟が決まっています。