写真家 夏野苺のブログエッセイ

天使と魔法と写真の日々

毎日のガイダンスをつぶやいてます☆

幸福な孤独

私からすれば
とても高い位置にいるように見える人なのに
なんでこんなにいろいろよくしてもらえるのか
あんまりわからないでいたんだけど、なんだ、
こんな縁だったのか、
という結末(というか、はじまり)があった。

藤井路以に、弟子入りすることになりました。

この年になって、あらためて
師匠以外の弟子になるとは、びっくりだ。

私のブログのタイトルは
「魔法使いの弟子」というんだけど、
それが本当になってしまった。 なぜなら、
藤井路以は魔法使いだと思うので。

プロカメラマンの私が、藤井路以の弟子になって
何すんだ?って感じですが、もちろん、
人形を創ります。

私が個展を開くまで面倒みると言ってくださった。
でも私は、他の人形作家とは違う道をゆくと思う。
人形を制作する、真の目的は、
自分で被写体を生み出す、ということなので。
完全構築された世界を展開していくのが夢だ。

私だけの写真世界。

あんなに憧れた、誰も入れない、幸福な孤独。

商業ベースの現場で、チカラを合わせて
チーム組んでやっていく仕事の楽しさもあるけど、
私はやはり、ひとり、ますます沈んでゆきたい。
どこまでも、深く。

とうとう、もっとも自分にふさわしい道を
みつけることができたと思う。




路以さんの家にお邪魔したら、
もうクリスマスの飾り付けがしてあって、
どこもかしこも、お伽の国のようになっていた。
ものすごいチマチマしたものも、ぜんぶ自分で
アレンジしたり創ったりしたものを飾っていた。
仕事以外でも、結局創っている路以さん。(笑)
「創る」ことが大好きなのだろうな。わかるな。
私も毎日、
仕事じゃなくったって、撮ってばかりだ。(笑)





たくさんの画集や、写真集を見せてもらった。
古くて、私の知らないものばかりを。
とても刺激を受けた。 新しい刺激。

こんなふうに、これからは、
アトリエに通うたび、新しい刺激を
私の細胞が受けていくのかと思ったら、感激で
食事が喉を通らないほど興奮した。

路以さんの言葉ひとつひとつが私を育ててくれる。
生のアーティストの言葉は貴重だ。

「あなたは内包されたものがもうパンパンだから
 わたしがちょっと風穴を開けてあげたらすぐに
 シュ-っと凄い勢いでいろんなものがたくさん
 出てくるはずよ。 それがわたしの役割だわ」

と、言っていた路以さん。

ヴァチカンで買ったという十字架をくださった。
お守りにしなさい、と。


覚悟を決めて、彼女についてゆこうと思います。
しっかりと目を覚まし、歩いてゆきます。