「ちゃんちゃらおかしい」
いま、ある俳優さんの手記を読んでいるところ。
びっくりするようなことがいっぱい書いてある。
何にびっくりしてるかというと、
私が悩み苦しんだことと同じようなことで悩んでる、
ということに。
つまり、
私が苦しくつっかえていたことは、
あんな大物になっても、なお、悩むようなことだったのかと。
驚いた。
じゃあ、私の悩みなんて、悩みでもなんでもないなと思った。
まだまだー!
芝居の世界のほんの入り口に立ったばかりの私が、
こんな場所からああだこうだ思うようなことなんかじゃない。
はー。気が楽になりました。
もう悩みは消えた。
悩みと思ってたことが「そんなの当たり前でしょ」に変わったから。
何度も舞台や映画に出演して、あれほどの大スターになって、
ようやく見えてくる景色の中で初めて、悩みは悩みとして成立する。
私はまだ何も見てない(見えてない)のに、
いっちょまえに悩もうとしてたなんて!
ちゃんちゃらおかしくって。 笑えるわぁ。
もしもこの先も真剣に進んでいきたいなら、
悩む前にやることが山ほどある。
今はもう、
そのことに身が引き締まる思い。
今日のお散歩。
皇居のお堀端はすっかり蓮畑!
花が咲いたら綺麗だろうなあ。
神社で写真を撮ると光が不思議な形になる。
境内にあるカフェでひと休み。
本を読みながらひとり唸る私。