写真家 夏野苺のブログエッセイ

天使と魔法と写真の日々

毎日のガイダンスをつぶやいてます☆

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学生の時。
クラスに変わってる子がいた。
その子はなんでも「それ、いくら?」と聞くのだ。
私が新しい服を着て登校した時や、ちょっと目立つ物を持っていたりすると
かならず聞いてくる。

「それ、いくら?」 「それ、どこの?」

あたまわるそーだなー、この女   と、いつも感じていた。

いくらでもなくて、どこのでもない場合は、いったいどーだってゆーんだろう?

自分の目で見て、それが「どんなものなのか」わからないんだろうか?

        ...わからないんだろうな。

有名だから、とかそういう理由でしか物事を計れない人を、気の毒に思う。
自分の中心が無いから、自分の基準で判断できないんだろう。
世間的なデータを基にしないと良い悪いや好き嫌いがわからないなんて。
お前、何しに生まれてきたんだ、と言ってやりたい。(別に言わないけど)

常に外側に頼って生きてる人間が、私は、だいっきらい。
近くに来ないで欲しい。
そういう人に限って武装してて、あつくるしーんだよ、あっちいって、って感じ。

その子のことは、まだ学生時代の話だし、今にして思えば可愛く笑える想い出だけど
しかし、どんな大人になっただろうと想像すると、すごい怖い。
あたま悪いなりに、平和にやってればいいけどな。



ブログでエルメスのサイコロのことを書いた。
あれは、エルメスだから買った、んじゃない。
あのサイコロが欲しかったのだ。どうしても。
それがたまたま、一流ブランドだっただけだ。
どこかの職人が作った同じものに先に出会っていたら、それを買っただろう。

有名だから、ブランド品だから、だから買う、んじゃなくて。
好きなら手にすればいい。いいものだ!と思うなら。
無名の品であっても、好きなら、買えばいい。

世界中、いいものはたくさんある。
素晴らしい活動家、芸術家、作家たち、いっぱい、いると思う。

どんな時にも、どんなものも、それを見抜くチカラを養いたい。

金額で勝負するような、下品な人間にはならないよう気をつけよう。

高いものが必ずいいものとは限らない。
でも、
いいものは高い、ことが多いとは思う。



ある女優が、エルメスのバッグを持っていた。
使い古されて、イイ感じにくたくたになってるケリ-。
とても大切そうに
「これ、おばあちゃんの代からずっと使ってるの。私は母から譲り受けたの」

彼女は、本当にモノの良さをわかってる人、だと思う。

心から素敵だなあと感じる。(彼女は友達。ホントに素敵な人!)

こういう人って、ぜったい言わない。 値段のことや、ブランド名のことなど。
聞かれたらさりげなく答える程度で、自分からべらべらしゃべったりはしない。




こういう私が今、ブランドを扱う雑誌のサイト内でブログのコーナーを持っている。
なんで?また... という不思議な縁だ。
どんな読者が見てるかわからない。
私の書くことなんて受け入れてもらえるんだろうか?
でも。 私は「私を書く」しかできない。 その他のことはできない。

こんな考えのまま... だけど。  まあ、進んでみよう。 流れにまかせて。

このオフィシャルサイトにも、たくさんのファンメールはいただくし、
ブログだろうが、サイトだろうが、
私の身体はずっとPCの前に座っていて、同じ作業を続けてるだけなのに、
ブログへいってファンの皆さんのコメントの書き込みを見たりすると、
道でばったり、顔見知りに会ったような気分になる。「よ!」って感じで。
ものすごくホッとする。 心強い感じ。 あちらでは下宿人だからね。(笑)

エッセイ同様、これからもよろしくね。 がんばるちゃん。


(夏野苺ブログは、このサイトのリンクページからとべます)