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| New York |
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飛行機のなかで目が覚めた。 窓の外を見るとすぐ真横に北斗七星。 星はいつだって見上げるものだったのに。 空の上にいることを実感。 しばらくすると夜明けが... 遠い遠い彼方からまっすぐにのびてくる光を浴びた あのとき。 ゲートをくぐったと思う。 そして再び地上に降りたその場所は。 JFK空港。ニューヨークだった、というわけ。 |
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ふざけすぎです。 本当に頭にきます。 でも、頭にきてる私が間違ってるんだという事にすぐ気付きました。 仕方ありません。 ここはニューヨーク。 ニューヨークの公衆電話ってしゃべるんです。 何をどうしろと指示してくるんです。 最初びっくりしました。 そしてどういう加減か分りませんが一発でうまく使えたり どこをどうしても全然通じなかったりするのです。 そして通じない場合でも入れたコインは返ってこないんです。 一度男の人の声で 「Hello,We are busy now. Please try again」 と言ってぷちっと切れた時には、コレたまげたねー。 もちろん入れたコインは返ってきません。 「..............」という感じでした。 ブラボー!ニューヨーク!です。 |
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NYは歩きながらフォークでパックのサラダ食べてる人とか ピザ食べてる人とか、結構いるんです。 街角の階段に座って、とかもうそんなの普通。 立ち食い、座り食い、歩き食い、なんでもありです。 いーねー。私なんかホントは歩き食い大好き。 でも日本じゃなかなかできないでしょう? だからここぞとばかりにデリ飯買って 歩き食い座り食いしちゃってます。 これがOKなんて!いーな。気持ちいい。 あと、果物、とくにバナナが街のあちこちでワゴンで売ってるの。 一本25セント。4本で1ドル。 歩いてておなかすくと即おやつに買って歩き食い。 ごみ箱は街中にたくさんあるから皮は食べたらすぐポイッ! 今までの一生のなかで、たぶんバナナすごい食べてる気がする。 もうサルになったかもってくらい。 甘くておいしい。 |
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やはりね。 そろそろ。 そんなタイミングかと。 一日ホテルの部屋でこんこんと眠る。 くるしい夢をたくさんみて目が覚める。 あぁ、ここはニューヨークか...と思いつつ また眠る。 ふたたびいやないやな夢をみて目が覚める。 さっきよりさらにひどい夢。 ニューヨークに来てまでなぜそんな夢をわざわざ... と驚くほどのひどい夢。 日本にいた時私と親しくしていたあの人とあの人が出てきて 絶対にありえないというくらいの意地悪を私にするという夢。 リアルすぎてあまりにもひどいので これはめずらしすぎ、と思いながら もう一度ていねいにストーリーをなぞり そのひどさをしみじみ味わったほど。 せっかくなので。 |
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読んだ瞬間。 心のずっとずっと奥深くの。 もしかしたら見逃してしまうかもしれないちいさな一点が。 傷つき、ちくっと。 反応した。 それに気付いてしまった私の意識はたちまち悲しくなり。 すこし、泣いた。 日本から今日届いたメール。 返信は、しない。 |
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なんだかたいして好きじゃないかも、この街。 毎日少しだけ不機嫌な私。 |
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勢いよく日本を飛び出したまでは良かったけど。 どうやら発熱したあたりで転んだように思う。 そう、思い出した。 いつだって勢いあまってすっころぶタイプだったんだ。私って。 ホテルの部屋でぼんやり。 何もする気がおきない。 不安になる。 こんなとこまで来ちゃって良かったのかな。 何も考えないで来ちゃったけど。 今頃みんな真面目に働いてるというのに。 ひとり恐怖と戦う。 だめ!だめ!そのやり方じゃない! 考えちゃだめだ。 今考えるとだめになる。 せっかく自分の直感を信じてここまで来たというのに。 突然誰かに背中を蹴られた。 カメラとフィルムを持って部屋を飛び出す。 ブロードウェイをまっすぐ南へ進む。 撮る。 撮る。 撮る。 ユニオンスクエアまで来ると今度は「西へ」という声が。 14St.を西へ走る。 撮る! 撮る! 撮る! ...気付くとハドソン川沿いに。 最後、夕陽に向けてシャッターをきった時。 ファインダーのなかに自分が見えて あぁ、やっぱり何もかもこれでいいんだと。 やっと思えた。 さっき私を蹴ったのは、写真の神様だな。きっと。 こわい一日だった。 いつか必ず一度は通ると思ってたけど、こんなところを。 あぁ...ひとり旅って。 |
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「いやになったら帰っておいで」 の文字見た時。 感電したみたくパワースイッチが入った。 そうだ。 帰りゃいいんだった。 なんだ。そうだよ。 そう思ったら何でもできる気がしてきた。 人間死ぬ気になりゃ何でもできるって、あれに似てるな。 俊くん。 11年前、俊くんがここでそうしたように私もいろいろ動き回ってみるね。 夕暮れのバッテリーパークにも行ってみるよ。 メールありがとう。 ありがとう。 |
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よーーーーく思い返してみたら 食べ物が悪かった。 節約、節約とばかりにデリ飯ばっかり食べてたら 心が良い方向に向かわなくなってた。 安いものを選んでるせいかあんまりおいしくない。 というか、味が飽きる。 デリには、これ食べたら即死ぬ、というような すごい色の菓子パンやお菓子なども結構売ってます。 そう。私は食いしん坊。 一日一回は「おいしーい!」という思いをしないと 途端に死にたくなるのでした。 この前はカメラを持っていて良かった。 持ってなかったらハドソン川に身投げしてたかも。 そこで!うまいもの探し。 コリアンタウンでも行ってみるかねー、ホテルのすぐ近くだし。 ...と行ってみたところ... な、なんじゃーーーー!?このうまさはっ!? あーん、韓国メシ。うまいですぅ! 安いし。 そこもデリスタイル。 ビビンパ、キムチ、焼肉、ナムルなどなど他にもたくさん ビュッフェ風になっていて自分で好きなものを好きなだけお皿にとって 最後キャッシャーで重さを計ってもらって支払うというわけ。 元気になっちゃったねー。 ほら。やっぱり。メシだ、メシ! 食事には気をつけよう。 |
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リトルすぎです。 ガイドブックに「最近チャイナタウンに押されぎみ」とは書いてありましたが 本当でした。 ていうか、だってなんで中国人がピザ焼いてんだよ(笑)って感じ。 リトルイタリーでイタリア気分も味わおう、なーんて思ってたけど 5分でやめました、散歩。 |
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やはりチャイナは世界共通。 どこ行ってもうまいっス。 ここでは通りに中国語が飛び交いNYにいることをすっかり忘れちゃうほど。 看板も全部漢字。 街並みの感じとしては、ちょっと香港気分になれます。 さて。飲茶、食べました。 べりうまです。そして、安い! しかし、ひとりで飲茶とは、なんか違う気もするけど。 種類多く食べれないしね。 でもひとり旅なんです。仕方ありません。 飲茶食べたくなっちゃったんだもん。 私は、日本にいる時もひとりで焼肉屋に行けちゃう女なので ぜーんぜんかまいませんが。 (この話すると結構みんなに驚かれる。 そーだよなぁ。焼肉屋で女がひとりで肉焼いてる絵ってなんか変だよねー。 家で食えよって感じ?笑) でも見渡すとひとりで食べてる人とか居ました。 飲茶。 あまりのうまさに、翌日もひとりいそいそと 同じ店に出かけて行ったのでした。 |
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...って、グルメツアーみたくなってるけど なんか違うな、ニューヨーク。 なんで来たんだっけ? って...。 魂の修行じゃなかったのぉー? いやーん。間違えちゃった。そうでした。 修行、修行。 明日からギャラリー巡りでもしよう。 ほー。やっと。 |
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もうあんたは探偵の張り込みか、 というくらいマンハッタンをぐるぐる毎日歩く。 楽しくなってきたNY生活。 店員さんとか、道端で会った面白そうな人とか、誰にでも話しかける。 ったって「Hi!」(ってこれ話しかけてねーじゃん!なにも、笑)とか言って 挨拶するくらいだけど。 そうするとなんか向こうから言ってくるからそこから会話が始まる。 通じてうれしい時もあれば、お互い何言ってるか分んなくて 困り顔でへへへと笑って別れることもある。 これでいいね。 ここNYでは「英語できない日本人」ていう、これが今の私なんだから。 でも、とにかく気持ちを伝えたいというそのハートさえあればなんとかなる。 ホテルの窓、英語分んないしなぁと思ってそのまま我慢してたけど もういい加減寒くて、こうなったら変な英語でもいいやと チップと一緒に手紙を置いといた。 なんていっていいか分らないので 「Please close the window. So cold for me,everyday.」 って書いてさ。(笑) そしたら! 今日部屋に戻ったら なおってるじゃーーーーーーーーーーん!窓!閉まってるぅー! つ、通じてる...。ぅぅうれしい。 こうやって、ひとつひとつなんとかしていくんだね。 誰が何言ってくれるわけではなく、 自分で気付いて自分でアクション起こしていく。 全部自分ひとりの力で進んでいく。 これがひとり旅の良さか!と初めて思う。 滞在2週間。 好きになってきたかもー。ニューヨーク。 やっと何か始まってきたぞ。 |
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びっくり!ソーホー。 とてもまっすぐ歩けない。買い物天国。やばすぎ。 渡米前、スタイリストのりかちゃんとたまたま話していた ビクトリアシークレット(ランジェリーショップ)を偶然発見! ふらふら入ったのがいけなかった。 かわいーーーーん!!!! あれこれみーんな欲しくなりたくさん試着しちゃいました。 面白かったのは店員さんとの会話。 「What do you want?」と聞かれブラジャーが欲しいと言ったら 「What did you say?」........。 なんどもやりとりしてようやく分りましたが 英語ではブラジャーって言わないんですね。 「We say bura」と言っていた。 そしてここから先は、たぶんこう言っていたと思う。 (英語わかんないのですべて想像です) 「そうねー、あなたは何カップ?OK!計ってあげるわ。 ハイ、そのまま、腕を上げて。そうそう。 ...あー、あなたはねー、胸が小さいから、これ!これ!これがいいわよ! これは下からきゅっと持ち上げるタイプのものだから 小さい人でも胸の谷間くっきり!とーってもセクシーよ! 絶対これがいいわよ!おすすめ!」 さて、店員さんが出してきたそのおすすめブラとは? なーんと!ショッキングピンクのブラ。 試着してみて...こりゃウケるー!ばかウケー!!!(笑) ほんとだー!谷間くっきりー!(笑) いーじゃーん! 「OK! I will take this one!」 店を出てびっくり! なんと、2時間も居てしまいました。 恐るべし、ビクトリアシークレット! いや、いや、ここはソーホー。 今日はギャラリー巡りに来たん..... イヤーン!こんなところにアナスイが!!! ついまたふらふら店内へ。 ふふふ。かわいい靴下を一足ゲット! さて、気を取り直してギャラ..... おーーーっと!M0851ですてきなマフラーを発見! おーーーっと!こんなところにアニエス.ベー! おーーーっと!今度はビビアンウエストウッドが! おーーーっとっと!!!お次は... おーーーっと!!!こりゃまた... おーっと! おーっと! おーっと! おーーー.......... すっかり歩き疲れた私は ガイドブックに丸印をつけておいた「Cafe Cafe」というカフェへ。 おーぅ...明日こそギャラリー巡りちゃんとしようと、しばし反省。 とても真面目になれない一日でした。 しかし、ギャラリーなんて、今日どこにあったっけなぁ? ソーホーってもっとアートな街だったんじゃ... いやいや、とんでもありまへん。 お金持ってない人は近づかない方がいいかも。 危険エリアです。 |
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ある雑貨屋を発見。 通りの反対側を歩いてたんだけどピン!ときて通りを渡り店内へ。 入った途端、私の中心がびーーーーんと反応、かかっていた音に。 「Is this CD?」とたずねたら 「Yes. Do you like this?」 「Ye----s! I love this! I wanna this!」 それは店の売り物で、しかも自分が買い付けてきたお薦めものだよと 私がすごい気に入ったのを見て店員はめちゃめちゃ自慢気でうれしそうだった。 もちろん買いましたが、そのCD「PHARAOH LOUNGE」というタイトルで まー、ニューヨークに来てまでよくこんな私好みの音に出会えるなぁと 感心してしまうほどのもの。 絶対自分は何かに導かれてる、と思ったね。 間違いない。 きっと、みんな同じ。 本当は誰でもそうやって生きていくんだろう。 ただこの「何かに引かれている」んだということを感じられるか、られないか。 この個人差は大きくあると思う。 やっぱり「感じる」ことは絶対大切。 生きていくうえで一番必要なチカラだと思う。 というわけで、このCD。 私のNYテーマソングとなりました。 これを聴きながら街をぐるぐるしてるわけです。 帰国してからこれを聴くと NYの思い出が胸いっぱいに広がるんだろうなぁ、きっと。 なんて思いながら。 |
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さて、今日こそは真面目にギャラリー巡り、と。 ふたたびやって来ました、ソーホー。 よく見たらちゃんとあるじゃないの、そこ、ここに、たくさん。 ただどこも入り口が目立たなかったりするので、見落としがちではありますが。 そして。 だんだんNYのすごさが分ってきました。 今日! すごいことがあったんです! でたらめに歩いてて偶然入った、あるギャラリー。 私の大好きなレオナール.フィニの作品が。 なんでこんなにたくさん彼女の作品があるのーーーー!? びっくりしてたずねたら 「だってここのオーナーは古くから彼女の友達だったのよ...」 ...って、ぅおえええええええーーーー???? と、と、ともだちィー? 私は彼女の大ファン!と言ったら、なーーーーーーーーーーーーんと! オリジナルの作品をたくさん見せてくれた。 手が震えちゃったね。 私は本しか持ってなかったから。 一度は彼女の作品、本物見てみたいなぁと思ってたけど。 こんな偶然の出会い。 す、すごい。すごすぎる。 すごーいコーフン! すごーーーーーーーーいNY!!!!! 今夜は眠れなぁーーーーーーーーーーーーーーーーい! (レオナール.フィニとは、私のエッセイの初めの頃に出てくる あの、こわーい絵を描く人です。エッセイタイトル「こわい本」) |
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今朝、地下鉄に乗ったら。 私の目の前には白い肌の人、 その隣りには黒い肌の人、 そしてその隣りに黄色い肌の人、 そのまた隣りには本を読んでる人、 その次にはウォークマンでノリノリの人、 そして90歳くらいの、 真っ白いあたまで真っ黒なサングラスをかけてるおばぁちゃん、 たちが横一列に並んで座っていた。 わたしが乗ったN線の車内アナウンスは まるでDJのおしゃべりのようでご機嫌! ホームにはバイオリン弾きが。 この街にはいろんな人達が、みんな一緒に暮らしてる。 今日一日を生きる。 私も一緒に。 |
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I.C.P(国際写真センター)とライカギャラリーへ行く。 ここニューヨークで感じたことは。 写真は実験段階にきているな、と。 絵画の歴史にたとえると、ピカソがでてきたあたりか... 先へ先へと目を向ける者こそが成功の鍵を握る時代に突入しているというか...。 カメラを使ってできる「表現の限界点ぎりぎり」を追求してる感じが面白い。 「オリジナル勝負」という気もする。 日本の写真界は大変遅れをとっている事を実感。 やっぱり、という感じ。 プロだプロだといっても日本のカメラマン達は皆ふざけすぎ。 ちゃんと写真を撮れる人など、ほとんどいないじゃないか。 仕事をする時、あまりにも心を使わなすぎ。 我々が、心というものを持った動物である以上、 シャッターきる時、それが関係ないわけないだろ。 写真だけじゃない。 ものつくりはすべてそう。 歌でも絵でもいいよ。なんでもいいけど 結局はすべて「どんな人間がそれをつくったか勝負」なんだから。 最後浮き彫りになるのは、その一点だけだ。 だからいいものをつくりたければ、目指すその「いいもの」に まず自分自身がなることだね。 (ここでのいい、わるいは道徳の話じゃないよ) そして。 表現する時、忘れちゃいけない事がある。 何をどう表現してもいいけど、 物事の真理、中心は、たったひとつ、ということ。 それが見えてる人と、見えてない人がつくったものの差は、 確実に、ある。 私も頑張るけど。 これからでてくる若い人達に期待したい。 みんなでチカラを合わせて 日本の政治社会に似た、この今の写真界を叩き殺したい気分だ。 |
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今日はギタリストが。 |
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今日はフルバンドだよ! (笑) |
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私が利用しているNYのインターネットカフェは カフェというよりはただの電気屋。 店の一角がインターネットスペースになっていてスタッフは全員日本人。 しかもなぜかいつも店内ではあやのこうじきみまろの漫談が流れている... 今日隣りのPCで顔黒ギャルがふたり、日本へメールを送っていてうるさかった。 「やぁーだ、なにこれ、送信ちょーはやじゃない!あー。もう返信きてる! ちょー、はや!」 .....一瞬私は、今自分が渋谷にいるのかと思った。 そのあと、今度はアパート探してるらしくて 「ねぇー、ビレッジで900ドル。 ね、ね、ちょやすじゃない?ちょやすー! しかもーぉ!ドアマンいるしぃー。 ちゃんといるしぃー。24時間だしぃー。 ちょ、よくなぁーい?」 ...........。 大丈夫だって。 おまえはドアマンいないとこでも。 ハーレムに裸で寝てたって平気だって。 ニューヨークっていうより インドのガンジス河にでも浮かんでこいっつーの。 |
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ばっかじゃないの、こんなのつくっちゃって。 というくらい広すぎです。 全体の6分の1くらい見たところで、あまりのでかさに笑いが出たほど。 あきらめてカフェテリアへ。 考えた結果、今日はリサーチ気分で足早に全体をぐるぐる回る事に決めた。 春に文化村で見たルソーの「ライオンの食事」にまた会えてうれしい。 中世のヨーロッパ絵画の展示室で、心惹かれる絵に出会って そこから足が動かなくなった。 かなしい、かなしい、けれど美しい絵。 母親だろうか... 腕に幼い女の子を抱いている。 その子は、今まさに息をひきとろうとしているのか... すでに息はないのか。 だとしても、まだ逝ったばかりだ。 女の子の体は、温かいに違いない。 その瞳にはまだこの世の光が映っている。 たった今まで、確かに「見ていた」はずの。 瞳の力が。 残っている。 .....されど......消えゆく....... 「その瞬間」が描かれている。 写真ではないのに「瞬間」を閉じ込める事ができるなんて。 ここまで表現できるなんて。 私も表現という仕事を選んでよかった、と思った。 表現者として、どこまでいけるか挑戦したい。 あんなところまでは、どうにもこうにも、この一生では無理かもしれないけれど 来世までかかってもいいから到達してみたい一点が、そこにはあった。 確かに。 あの一点。 私の目指すところだ。 (このあと、もう2回ほど行きましたが、ホントなかなか見切れるもんじゃない。 この美術館、いいんだか、わるいんだか) |
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NYに着いてから3日目に 私は一度、ワールドトレードセンター跡地へ行っている。(9/20) 9/11には、何か追悼セレモニーでもあったのか、 花やメッセージカードがフェンスのあちこちに飾られていて、悲しかった。 ここで、まさか。 あんな大事件が。...とても信じられない。 ...というような、大都会の真ん中。 ツインタワーがあった頃の風景を私は知らない。 だから、想像するしかない。 ビルの合間にぽっかり開いた、真っ青な空を見上げて。 今日また行ってみたら、もう花やカードはなく、 跡地には大型のクレーン車が何台も入っていて 何かの基礎工事が新しく始まっていた。 止まっちゃいない、ニューヨークは。 動き続けている。 |
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ドラマチックな駅だねぇー。 どきどきするねー。 恋人達にぴったりな雰囲気。 なんなんだ、この色っぽさは。 こんなところで恋しい人と再会した日には... はまりすぎ。 きまりすぎ、です。 |
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夕刻、ルーズベルト島へ渡る事を思いつき トラム駅からロープウェイに乗った。 空中から見るマンハッタンの夜景の素晴らしさといったら!!!!!!!! 言葉もありません。 ぽろぽろ、ぽろぽろ、涙があふれるばかり。 「Are you ok?」 「Are you ok?」 「Are you ok?」 あちらこちらから声をかけてくれた乗客の皆様。 やさしい心をありがとう。 心配かけてごめんなさい。 感動体質なんです。 |
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だいたい私はたいそうな美術館より チェルシー地区にある小さなギャラリーの方が好き。 (グッゲンハイムなんてすごいつまらなかった) 時々、ハッとする作品に出会える。 それには細かく自分の足で歩いて、いちいち探さなきゃ、だけど。 ソーホーよりチェルシーの方がアート色は強い。 無料で入れるギャラリーがたくさんあるので、何日も通う。 なかでも「DIA CENTER FOR THE ARTS」は飛び抜けて面白い。 ここは入館料を取られるけれど一番面白いと思う。 「見る」というより「体感」アート。 作者の頭の中(心の中?)に 自分が入り込んでしまったかのような世界を体験できる。 ある人の、アートの一部分として存在する自分。 おもしろすぎです。 刺激を受けすぎて ぷちぷち音をたてて細胞が生まれ変わる感じ。 あぁ...気持ちいい。 |
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10階建ての大きな倉庫の中に 何十軒もギャラリーが入ってるビルに行った時のこと。 ここは普通のオフィスやアーティスト個人のアトリエなんかもたくさん入ってる。 ふと迷い込んだのは、スチール撮影中のスタジオ。 少し見学させてもらった。 突然、「仕事したーい!」と思う。 今、毎日たくさん写真を撮っているので気付かなかったけど。 仕事、してないんだった。 全然。 仕事。 したい、と思う。 強烈に。 |
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晴れた日の午後、歩いて渡ってみた。 自由の女神。すっかり忘れてた。(笑)今日初めて見たよ。 なんか、どきっとした。 橋の上からだから小さく見えただけだけど、やっぱり本物、って感じだった。 静かな感動を覚えました。 しばらく橋の真ん中あたりでぼんやりしてたら、陽が傾き始めて あぁ、俊くん夕暮れのバッテリーパークが好きって言ってたなぁ、 と思い出したので、歩いて移動。 公園に着いたら何もかもが黄金色に輝いていて、びっくり。 ゴールドファンタジーワールド! ちょうど真っ赤な夕日が沈むところだった。 ひとりで写真を撮った。 何枚も。 |
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どーすりゃいいんだ? 見たいけど。 で。 フリーペーパーで情報探し。 どうせ英語分かんないからストーリー性のないものを選んで、と いざ劇場へチケット買いに。 なんか...並んでる。 私も最後尾へ。 30分くらいたって、もしやこれは当日券?....と気づいたけど ま、そうならそうで今夜見て帰ればいいじゃないの、とそのまま待っていたら。 ...やはり。そうでした。 でも私の前でSOLD OUT! .....Oh−.....ここからが大変だった。 窓口で別の日のチケットを買おうと思ったんだけど、英語が通じない。 お互いの言ってることが分からない。 しかし悪戦苦闘の結果、なんとか買えた翌日のチケット。 というわけで、見に行きましたが..........。 ここニューヨークに来て、一番いちばん私が強く感じることは。 表現力の凄さ。豊かさ。 今の自分は何も出来てないじゃないか、と。つくづく....。(気づいてよかった) なにしろすごいパフォーマンス。 私の想像を遥かに超えた、観客参加型の アドレナリン大放出エンターテイメントライブステージ。 (ごめんなさい。見たものをどう文字にしていいか、まったく分からない。 人が宙を舞ったり、雷がなったり、雨が降ってきたり、満天の星空が見えたり、 踊ったり、歌ったり、なんかいろんなことになっちゃうんだけど.......。 しまいには、観客も空を飛んでいた........) ぼぅっと、浮浪者のようによろよろと歩きながらホテルに戻った今夜の私は すっかりぬけがら....。 日本にいて、どうしてこれを体験できないのか。 私が知らないだけか? ...いや。見たこともなければ聞いたこともないライブだった。 日本人にはできないんだろうか。 思いつかないんだろうか? あの、すごさ。 |
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エンパイヤステートにかかる、まぁるい月が..... 神様。 これじゃあ、まるで描いたみたいじゃないの。 できすぎですよ。 こうして見ることができたこと。 感謝しながら。 撮った。 |
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NYで絶大な人気を誇る、よくあたるという噂の占い師にみてもらった。 彼女は盲目の日本人女性。 内容はごく私的な事なので、ここでは発表できませんが まぁ、納得できる結果でした。 というより、前に前世をみてもらった時もそうだけど いつでも、やっぱり...という感じしか受けない。 すでに自分はもう全部知っていて(自分でもルーンを使ったりするので) 確認のためにサイキックなチカラを持っている人に聞く、という感じかな。 ただひとつ。 気になることを言われた。 けれどそれは結果として、吉となるでしょう。 なぜなら、言われたことによって自分の意識がはっきりそれを捕らえ、 けっしてそこは通るまい、と強く決意できたので。 みてもらって、よかったと思う。 |
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5番街にあって、館内は美術館のように美しい建物。 日本に手紙を書いたりして ゆっくりしてしまった。 なんと、3時間も、居てしまいました。 |
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NYに来てひとつ不思議なこと。 教会に呼ばれるんです。 通りを歩いていてふと足が止まる。 見るとそこは教会。 ふらふら中に入って行くと、いつも必ずミサの始まる時間。 もう5ヶ所も。 何も分からないのにミサに参加している自分がおかしいですが 教会によって建物の感じやミサの形式が違うので その都度新鮮な体験ができます。 今日はハーレムへ行ってみました。 寂れた感じですごーい怖かった。 イメージは。 木枯らし.......。 ちらちらと立ってこちらを見ている 黒人のにぃーちゃん達になめられちゃいけないと思って フードかぶってマフラーしてサングラスして歩く私... あんたが一番怖いよって!(笑) でも、今日はどうしてもゴスペル聴きたかったんです。 入った教会は大きいところでゴスペルも大迫力! 私は5番街にあるセントトマス教会の聖歌隊が大好きですが 今日のゴスペルのソウルな感じもとても好きだと思いました。 同じ教会でもまったく違う。 ミッドタウンの教会は、静かで神聖な感じがするのに対して、 ハーレムの教会は黒人ばかりというのも私には異様でしたが (ホントは私が異様) 笑いあり、叫びあり(だって牧師はシャウトして説教してた)、 大拍手ありの陽気なミサで、まるでライブステージのよう。 見るからに貧しそうな家族達が それでも教会に来るために 精一杯正装している、その心が。 とても美しかった。 |
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なんてのどかなんでしょう! 私は美術館のなかではここが一番好き! 地下鉄A線に乗って マンハッタンの中心部から遠く離れ、やって来たのは 古い修道院を美術館として公開しているクロイスターズ。 静かです。 京都の祇王寺みたい。 まわりも自然がいっぱいで 蝶やミツバチが庭に飛びまわっています。 瞑想もできます。 |
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私が今ステイしているホテルはミッドタウンにあって マジソンスクエアガーデン、ペンステーションのまん前。 ペンシルバニアホテルといって古いけど大きなホテル。 となりはメイシーズという有名デパート。 でね、やっぱり銀座、日本橋な感じなんだよなぁ、このあたり。 私が今、日本で似たような環境に住んでるせいか、そう感じる。 下北沢に居たままだったら、もっと、おぉぉ!ニューヨーク!って感じが したかもしれないけど。なんかそういう意味では感動薄い。 ま、かといって帰国してから銀座、日本橋を歩いていて あぁ、ニューヨークみたい!とはけして思わないと思うけどさ。 ブルックリンブリッジ歩いた今となっては、 あの、なぜか上に首都高が通ってる日本橋見たって もう児童公園のうんていにしか見えないかも。(笑) そして、歩いてすぐとなりには、エンパイヤステートが。 毎朝、ホテルを出て、まずエンパイヤを見上げるのが私の日課となってます。 気持ちよく晴れた日には、真っ青な空に突き刺さるかのように。 曇った日には、トップのアンテナが霞みのなかに消えていて。 いろんな顔を見せてくれる、友達のようなビル。 ならば上ってみようじゃないの、と。 平日の夜、これでも空いてる時間を狙ったつもりが並ぶこと1時間近く。 やっとの思いで上に到着。 ニューヨークをぐるりと360度見渡せる、宝石のような夜景。 今夜はクライスラービルの向こうに 赤い月が低く見えた。 |
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急にフェリーに乗ることを思いつき、今日スタッテン島に渡りました。 ちょっとした船旅気分。 が、着いた所は、まるでゴーストタウンのよう。 家はあるけど、人がいない。 お店とか、シャッター降りてるし。 月曜休みの島か? うーん。なんかここのイメージは。 アリゾナ。 てくてく歩いていたらバスに乗ってみることを思いつきBUS STOPへ。 どこへ行くか分からないけど、次に来たバスに乗ってみよう。 ということで、今度はいきなりバス小旅行。 海岸沿いを走って。 あー、どーやら島の中心部に来たね。 町みたいな感じになってるし、ぱらぱらとだけど車も人もいる。 ゴーストタウンじゃなかった。 何もなかったけど、全然知らない世界をのぞくのは楽しい。 なーんにも決めないでふらふらできる贅沢。 満喫しました。 帰りのフェリーから見た 自由の女神の背に沈む夕日。 その時。 私は、神を。 見たね。 |
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今日でホテルライフとはお別れ。 帰国までの2週間、いよいよアパートメント暮らしの始まりです。 ホテルから近いので歩いて移動。 おぉぉぉーーーーー! なんか。 旅行とかじゃなくて「住む」ってスイッチ入るなー!こりゃ。 いい感じ!うれしい! あーん。もう日本に帰りたくないッすー!!! でも、もうホテルマンも誰もいないので、ちょっと心細いけど。 それでも、楽しく暮らしたい。 ふふふふふ。 キッチンもついてるし(これで、スーパーで買い物して料理ができる!) ごみ出しも自分でするんだよーん! わーい。NYの住人だぁ! |
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